洞窟の少年ら13人 救出方法の模索続く、4カ月分の食料も タイ
この専門家は、水位が低下するか新しい入り口が見つかるまで、食料などを届けながら今の場所にとどまってもらうことが最も安全な選択肢だと言い添えた。
タイ海軍の司令官は、少年たちには4カ月分の食料を届けると説明した。当局は、雨季が終わる10月まで待つことも検討していると思われる。
しかし海洋探検に詳しい専門家のティム・テイラー氏は、この洞窟が多孔質の岩で形成されていることから、天候が良くなるまで待つという選択肢はないかもしれないと指摘する。
それでも希望はあると同氏は述べ、「泳がなくてもダイビングはできる。そのための機材を使えば恐怖を克服でき、難しいことを教える必要もない」と説明。ただ、トレーニングにはある程度時間がかかるかもしれないと話している。