南北首脳、9月に平壌で会談へ 今年3度目
ソウル(CNN) 韓国統一省は13日、文在寅(ムンジェイン) 大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が9月に平壌で会談することを明らかにした。実現すれば今年の4月、5月に続き3度目の会談となる。
会談の発表に先駆け、南北を隔てる非武装地帯(DMZ)では両政府の高官が協議を行っていた。
南北の関係は今年開催された平昌冬季五輪を契機に回復に向かったとされる。五輪を通じて醸成された融和ムードが、4月の南北首脳会談や6月の米朝首脳会談に道を開いたといえる。
文大統領と金委員長は5月にもDMZで電撃的な会談を行っていた。
平壌での会談が実現すれば、同市を訪れる韓国大統領は2000年の金大中(キムデジュン)氏、2007年の盧武鉉(ノムヒョン)氏に次いで3人目。この時の北朝鮮側の首脳はいずれも金委員長の父親、金正日(キムジョンイル)総書記だった。