英国会前テロ、容疑者は英国籍のスーダン出身

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国会議事堂近くで車を暴走させた男が英国籍のスーダン出身であることがわかった/Jack Taylor/Getty Images

国会議事堂近くで車を暴走させた男が英国籍のスーダン出身であることがわかった/Jack Taylor/Getty Images

ロンドン(CNN) 英ロンドンの国会議事堂近くで乗用車が通行人をはねて負傷させた事件で、ロンドン警視庁は16日までに、容疑者の男は英国籍でスーダン出身であると明らかにした。ロイター通信によれば、逮捕された男の名前はサリハ・ハーテル容疑者。テロ事件として捜査が行われている。

事件は14日朝のラッシュアワー時に発生。車が通行人らの中に突っ込み3人が負傷した。男は現場で逮捕されていた。

ハーテル容疑者は2017年9月から18年5月にかけてコベントリー大学で会計学を学んでいた。同大学によれば、18年5月時点で大学を離れたという。

警察は、英中部のバーミンガムとノッティンガムの計3カ所で捜索を行った。

ロンドン警視庁幹部によれば、容疑者は警察に対して協力的ではないという。情報局保安部(MI5)や警察の対テロ部門は容疑者については把握していなかったとみられている。同容疑者以外の逮捕者は出ていない。

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