ヨルダン川西岸で発砲 7人負傷、妊婦重体も赤ちゃんの容体は安定
(CNN) ヨルダン川西岸のイスラエル人入植地の近くで9日、走行する車両から発砲があり、妊婦1人を含む7人が負傷した。イスラエルの救急車両サービスが明らかにした。
医師によれば、負傷した女性は重体で、妊娠30週目だった。女性は下腹部に傷を負っており、多くの血を失っていた。医師が誘発分娩(ぶんべん)を行ったという。
赤ちゃんの容体は安定しているが、女性は引き続き手術を受けている。
イスラエル軍によれば、発砲は入植地入口のバス停にいた人たちに向けて行われた。近くにいた兵士が撃ち返したが、車両はそのまま逃走した。