インドのカトリック司教、修道女を強姦した罪で起訴
ニューデリー(CNN) インド警察によると、北部パンジャブ州のカトリック司教が9日までに、南部ケララ州の修道女(44)を繰り返し強姦していた罪で起訴された。
パンジャブ州ジャランダルのフランコ・ムラッカル司教は2014年から16年にかけ、教会関連の行事でよく訪れていたケララ州の教会の宿泊施設で、修道女を13回にわたって強姦したとされる。昨年9月に逮捕され、約1カ月後に保釈されていた。
捜査を率いた警官がCNNに語ったところによると、起訴事実を示す文書には枢機卿1人、司教3人、司祭11人と修道女25人を含む計83人からの証言が記載されている。
この修道女が強姦されたことを示す診断書もあるという。
修道女は昨年6月に初めて被害を届け出た。司教の逮捕に先立ち、地元の修道女らが警察の隠ぺいを追及する抗議行動を展開していた。