英国人登山者が行方不明、悪天候で捜索難航 NZ
(CNN) ニュージーランド北島のタラルア山地へ登山に出かけた英国人の男性が行方不明になり、警察や軍が出動して捜索を続けている。
首都ウェリントンに住むダレン・マイヤーさん(49)はタラルア山地の登山コースをたどり、1日午後に目的地まで到達する予定だったが、姿を見せなかった。
捜索は荒天に阻まれ難航している。4日には警官や軍要員、ボランティアなど約50人のチームが出動したが、天候の悪化により捜索の規模は縮小された。
5日は強風が吹き、標高900メートル付近まで雪が降るとの予報。警察によると、この日も限られた規模で捜索が続いた。天気が好転すれば、ヘリコプターや赤外線カメラを使った空からの捜索も実施するという。
マイヤーさんの妻は現地のニュースサイトに、希望は捨てていないと話した。
タラルア山地はウェリントン市民らに親しまれ、毎年12万~15万人が訪れる人気の登山コースとなっている。