メルケル独首相、体の震え目撃される 約1カ月で3度目

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式典中に体の震えが目撃されたメルケル首相(右)=10日、ベルリン/Adam Berry/Getty Images

式典中に体の震えが目撃されたメルケル首相(右)=10日、ベルリン/Adam Berry/Getty Images

(CNN) ドイツのメルケル首相(64)は10日、フィンランドのリンネ首相と一緒にベルリンでの式典に参加したが、式典中に体が震える様子が目撃された。こうした体の震えが見られたのは約1カ月で3度目となり、健康面での不安を指摘する声も出てきた。

メルケル氏の体の震えが最初に目撃されたのは6月18日にベルリンで行われたウクライナのゼレンスキー大統領の歓迎式典でのことで、脱水症状のせいとされた。

さらに6月27日に出席したイベントでも体の震えがみられた。このときは腕を組んで体の震えを抑えようとしているようだった。

3度目の体の震えが目撃された後、メルケル氏は、体調面に問題はないと強調。6月18日以降、対処を進めており、しばらくの間はこうした状況と付き合うことになるとしながらも「とても好調だ。心配の必要はない」と語った。

体の震えは、神経障害や薬の副作用、ストレス、カフェインの摂取といったさまざまな要因によって引き起こされる。

メルケル氏は2005年に首相に就任したが、2021年の任期満了後に退任する意向を示している。

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