英次期首相に離脱強硬派ジョンソン氏、トランプ氏は歓迎
一方、最大野党・労働党のコービン党首はジョンソン氏の勝利について、保守党内の支持は得られたかもしれないが国民全体から支持されたわけではないとツイートした。
ジョンソン氏はEU離脱について、期限の10月31日にEU側との合意なしでも決行すると表明している。国民投票前にはEUへの拠出金額を偽って離脱を主張し、物議を醸した。イスラム教徒や黒人への差別発言もたびたび問題になっている。
党首選前から同氏の首相就任が確実視されるなか、EU残留を主張してきたダンカン外務担当閣外相が22日に辞任。スチュワート国際開発相も同日、ジョンソン政権には参加せず辞任する意向を示した。ハモンド財務相とガーク司法相も、同氏の就任前に辞任すると表明している。