フェイスブック投稿めぐり暴動、4人死亡 バングラデシュ
「ドアは今にも破られそうだった。窓格子はほとんど壊れていた。我々は窓にマットレスを立てかけた」「我々は殺傷力のないペレット銃を撃ったが、暴徒を追い払うことはできなかった」と警察幹部は説明する。
そこで警官隊は実弾使用の許可を求めた。「我々はブロックで頭を砕かれていたかもしれない。もし室内に突入されれば、我々全員が死亡していただろう」(警察幹部)。この衝突で数十人が負傷した。
問題のアカウントを保有するヒンドゥー教徒の男性は、このアカウントを乗っ取った相手から脅されて金銭を要求され、要求に応じなければ破壊的な内容を書き込むと脅迫されたと主張しているという。警察によれば、このアカウント乗っ取りに関連して3人が逮捕された。
バングラデシュはイスラム教徒が多数を占め、過去にも宗教をめぐる対立で死者が出る事件が繰り返されていた。