英国のEU離脱、3度目の延期か スピード審議の動議否決

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10月末の離脱を掲げるジョンソン英首相にとって依然厳しい状況が続く/HO/AFP/PRU/AFP via Getty Images

10月末の離脱を掲げるジョンソン英首相にとって依然厳しい状況が続く/HO/AFP/PRU/AFP via Getty Images

ロンドン・ウェストミンスター(CNN) 英国が進める欧州連合(EU)からの離脱について、ジョンソン英首相は期日である10月31日の離脱を目指しているが、3度目の延期となる可能性が出てきた。

英議会下院は22日夜、ジョンソン首相による離脱協定案について、30票差で可決していた。ジョンソン氏の前任だったメイ前首相が提示した離脱案は全て否決されていた。これを考えれば、離脱に向けて一歩前進したともいえそうだ。

しかし、直後に行われた採決では、関連法案のスピード審議を可能にする動議が否決された。

ジョンソン首相は法的手続きについて停止し、今後の選択肢を探ることになった。

スピード審議を可能にする動議が否決された後、野党・労働党のコービン党首は、ジョンソン首相が審議に関する新しいタイムテーブルについて超党派で作業したい場合には耳を傾ける用意があると明らかにした。

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