高級ホテル前で観光客が銃撃され死傷、バス襲撃犯ともみ合い アルゼンチン
(CNN) 南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある高級ホテルの近くで14日、観光客が銃撃され、英国人男性1人が死亡、その息子が重傷を負った。
CNN系列局のTNによると、エセイサ国際空港から満員の観光客を乗せて、ブエノスアイレス市内のプエルトマデロ地区にあるファエナホテルに向かっていたバスが、2人組の容疑者に銃撃された。
死亡した50歳の男性は、容疑者ともみ合ううちに胸部を撃たれた。息子は脚を撃たれ、病院で手術を受けた。当局は顔認識技術を使って容疑者の行方を追っている。
英外務省によると、2018年にアルゼンチンを訪れた英国人は11万1000人以上。渡航者の大部分はトラブルとは無縁だったとしている。
同省は渡航者に対し、路上強盗や相手の気をそらして金品を盗む手口、ひったくり、すりなどに注意するよう呼びかけ、もしも強盗に遭ったら抵抗せずに現金や貴重品を手渡すようアドバイスしている。