米大使館施設にロケット弾3発が着弾、1人負傷 イラク首都
(CNN) イラク首都バグダッドにある米国大使館の施設に26日、3発のロケット弾が着弾し、1人が負傷した。米当局者がCNNに明らかにした。
負傷の程度は軽微で、職務に復帰したという。
米国務省の報道官は26日夜、バグダッド市内の国際ゾーンに複数のロケット弾が着弾したことを把握していると述べた。大使館そのものへの言及はなかった。
同省はロケット弾の着弾がイランの支援する民兵グループによるものとの見解は示さなかったが、現地では依然としてイランの脅威が続いていると指摘。過去にこうした民兵が米国の資産に攻撃を加えてきたと述べた。
米国はイラク政府に対し、「義務を果たして我が国の外交施設を保護する」よう呼びかけている。国務省は、職員に負傷者が出たかどうか明言していない。
国務省によると、昨年9月以降、イラン政府もしくはその支援を受けた民兵により14回以上の攻撃がイラク国内の米国の要員に対して実施されたという。