イスラエル総選挙 ネタニヤフ氏の与党が第1党へ、11カ月で3度目
エルサレム(CNN) イスラエルで2日に行われた総選挙で、初期の出口調査によれば、ネタニヤフ首相が率いる右派の与党リクードが第1党となる見通しであることがわかった。今回は、同国史上初の11カ月間で3度目となる総選挙だった。
地元メディアによる見通し通りだったとしても、定数120の国会で過半数をおさえるには連立相手を探す必要がありそうだ。
現地時間午後10時に投票所が締め切られた直後に出口調査を基に地元メディアが報じたところによれば、リクードが、ガンツ元軍参謀総長が率いる中道野党連合「青と白」を上回る見通し。
複数の地元メディアが伝えたリクードの獲得議席は36~37議席。青と白は32~33議席。
イスラエルの右派は出口調査の結果を受けて勝利宣言した。リクードと極右政党などが連立すれば、今のところ60議席に達する見込み。