ベラルーシでロシア開発のワクチン投与、外国で初の試験

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ロシアが開発した新型コロナワクチンの臨床試験をベラルーシで実施するという/Minsdrav/EPA-EFE-Shutterstock

ロシアが開発した新型コロナワクチンの臨床試験をベラルーシで実施するという/Minsdrav/EPA-EFE-Shutterstock

(CNN) ロシアとベラルーシ両国は27日までに、ロシアが独自開発し世界で初めて承認した新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験をベラルーシ内で実施することで合意した。

このワクチンの外国での試験はベラルーシが初めて。3段階ある臨床試験のうちの最終試験となる。ただ、試験への参加は各個人の自発的な判断に委ねられる。

ベラルーシの国営ベルタ通信によると、ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領が試験実施で新たに合意した。

ロシア大統領府は報道発表文で、両首脳は電話会談で両国間やベラルーシ内の問題で相互協力に注力することで意見が一致したと述べた。

ベラルーシ国内は今月実施された大統領選の不正疑惑への大規模な抗議活動が3週間目に入る緊迫した情勢にある。ロシア大統領府によると、ルカシェンコ大統領はプーチン氏に対し国内の混乱を正常化させる措置を伝えたという。

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