仏紙シャルリー・エブド、ムハンマドの風刺画を再掲載 裁判開始に合わせ

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シャルリー・エブドの襲撃事件に関与した罪で起訴された14人の裁判が始まる/Stephane De Sakutin/AFP/Getty Images

シャルリー・エブドの襲撃事件に関与した罪で起訴された14人の裁判が始まる/Stephane De Sakutin/AFP/Getty Images

パリ(CNN Business) 仏風刺週間紙シャルリー・エブドは2日付の紙上に、2006年に掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を再掲する。

風刺画の掲載は当時、イスラム教徒の怒りを買い、15年に起きた同紙本社襲撃事件の発端になった。

パリでは2日、襲撃事件に関与した罪で起訴された14人の裁判が始まる。

同紙は声明で、風刺画を「証拠」「歴史の一部」と位置付け、「歴史を書き換えたり消したりすることはできない」として、裁判の開始に合わせて再掲する方針を示した。

マクロン大統領は1日、訪問先のレバノンでの記者会見で「フランスには冒とくの自由もある。それは良心の自由と結びついている」と発言し、再掲を支持する考えを示した。

同紙の本社とユダヤ系スーパーが襲撃された事件では計17人が死亡した。実行犯の兄弟ら3人は警察に射殺された。

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