マリ大統領と首相追放、副大統領が権限掌握
ヌダウ氏が首班を務めた移行政権は民政復帰を実現するため、来年2月に議会選および大統領選を実施すると公約していた。
先の声明によるとゴイタ副大統領は、民政復帰の移行プロセスに従い、予定されている選挙日程を維持する意向であることを表明したという。
その一方、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は声明で、一連の拘束は「権力掌握の試み」と非難。
同国の旧宗主国であり、軍事同盟を結ぶフランスは25日、クーデターの関係者に対し、制裁を科す準備があるとした。