直径60m超の陥没穴が出現、民家のみ込まれる恐れ メキシコ中部
国家水委員会などの当局者は今後、事態解明のための調査を実施する方針。調査では土壌の研究も行う予定で、最大30日かかる可能性がある。
CNN提携局テレビサによると、陥没穴が最初に現れたのは29日。穴の中には水がたまっていて、絶えず動いているという。
米地質調査所(USGS)によると、陥没穴は地盤が土地の表面を支えられなくなることで発生する。理由は複数あるが、地下水の流れで表土の下の岩が浸食されて空洞ができ、その中に地面が崩落するケースも考えられる。
中国北西部では2020年1月、乗客を乗せようとしていたバスが巨大な陥没穴にのみ込まれ、少なくとも6人が死亡、16人が負傷した。