絶対君主国家のエスワティニ、デモ封じで軍投入 野党指導者らは潜伏

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警戒に当たるエスワティニの兵士と警官=1日/AFP/Getty Images

警戒に当たるエスワティニの兵士と警官=1日/AFP/Getty Images

ヨハネスブルグ(CNN)  アフリカ唯一の絶対君主国家、エスワティニ(旧スワジランド)で繰り広げられている民主化デモを封じるべく軍や警察が投入され、街路で警戒に当たっていると、潜伏中の野党指導者らが6日、CNNに対して語った。

人民統一民主運動(PUDEMO)のムルンギシ・マカンヤ党首は6日、CNNに対して軍隊および警察が路上で巡回に当たっているのを目にしたと話した。

マンコバ・クマロ通産相は「防御と(治安)維持の一助とすべく軍が投入された」と語るものの、政治団体「スワジランドの経済的解放の闘士」のノンブレロ・ドラミニ代表代行は、悪意ある意図を持っているとして軍を批判。「兵士らが政治指導者を殺害するために派遣され、現在のところわれわれは逃げ回っている」とCNNに語った。

全国学生同盟のコラニ・マセコ代表も「われわれが欲しているのは対話だ。暴力を助長しているのではない。政府は国民を引き込むべきだ」と話した。

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