欧州で「100年ぶり」の豪雨、洪水で54人死亡
CNNの気象専門家によると、ドイツ西部とベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3カ国)の大部分では14~15日にかけて極めて多い総雨量が観測され、ノルトライン・ウェストファーレン、ラインラント・プファルツ両州で過去最多の総雨量を記録した。
これらの州の広い地域では24時間の総雨量が100~150ミリに達し、通常の1カ月以上分の降雨量となっている。
在任中最後の訪米を行っているドイツのメルケル首相は15日、バイデン大統領との会談を前に洪水被害に言及。ドイツの一部を襲った洪水は「大災害」だとの見方を示し、「ここワシントンにいても私の思いは常に祖国の人と共にある」と述べた。