メキシコ南西部でM7の地震、津波の恐れ
メキシコ市(CNN) 中米メキシコで7日夜、大きな地震が発生した。米地質調査所(USGS)によれば、震源地はゲレロ州ロス・オルガノス・デ・サン・アグスティンの東北東約4キロで、深さは約12.6キロ。
米海洋大気局(NOAA)によれば、津波警報システムが地震後の津波の恐れがあるとしている。
メキシコ市のシェインバウム市長はツイッターで、今のところ大きな被害は出ていないと投稿した。メキシコ市は震源地から約372キロ離れた位置にある。シェインバウム市長によれば、一部で停電が発生し、当局が復旧に向けて作業を行っている。市内の地下鉄は検査手続きを実施後、運行を再開した。
メキシコでは地震は珍しいものではない。1985年に起きたM8の地震では推計9500人が死亡した。