国軍の襲撃で行方不明、NGOメンバー2人の死亡を確認 ミャンマー

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煙と炎をあげる車両=12月24日/KNDF/AP

煙と炎をあげる車両=12月24日/KNDF/AP

(CNN) ミャンマー国軍が24日に民間人を襲撃したとされる事件で、行方不明になっていた国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の職員2人の死亡が確認されたことがわかった。セーブ・ザ・チルドレンが明らかにした。

セーブ・ザ・チルドレンはソーシャルメディアに投稿した声明の中で、「クリスマスイブに発生した国軍による襲撃後にミャンマーで発見された複数の焼死体の中に我々の2人の職員の遺体が含まれていたことを深い悲しみともに報告する。2人は生まれたばかりの子どもの父親で、子どもたちの教育に取り組んでいた」と述べ、「国連安全保障理事会は会合を招集し、加害者らの責任を問うための措置を講じる必要がある」と付け加えた。

地元の人権団体によると、24日にミャンマー東部カヤ州の村で女性や子どもを含む少なくとも30人が殺害され、村の近くで彼らの焼死体が発見されたという。

ミャンマー国軍はこの事件についてまだコメントを発表しておらず、軍事政権の報道官からもコメントは得られなかった。

ミャンマーの国営メディアは、国軍の兵士らが、軍事政権と戦っている部隊出身の不特定多数の「武装したテロリストたち」に発砲し、殺害したと報じたが、民間人の犠牲者については一切触れなかった。

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