中米ホンジュラスで初の女性大統領が就任、民主社会主義者のシオマラ・カストロ氏
セラヤ氏は大統領に就任したものの、2009年の軍事クーデターにより失脚。カストロ氏の政治家としてのキャリアは、夫の復職を後押しすることで開始され、13年および17年には自ら大統領選に立候補していた。
カストロ氏が公約した貧困の背後にある制度的問題の一掃は、国内での支持だけでなく、バイデン米政権にとっても魅力的に映っている。
米国南部国境に流入する移民対策を担当するハリス米副大統領はカストロ氏の就任式に出席。祝辞を述べて、経済的繁栄と腐敗対策で協力していく姿勢を強調した。