ロシア軍は「ウクライナ人の撲滅」を意図 ハリコフ市長がCNNに訴え
(CNN) ロシア軍の包囲下にあるウクライナ北部の都市ハリコフの市長は4日、ロシア軍が一般人のエリアを標的にする中、同軍が「意図的にウクライナ人を撲滅」しようとしていると述べた。
同市のテレホフ市長はCNNに対して、「状況は非常に困難だ」「これまでハルキウ(ハリコフ)は、一連の爆撃によって甚大な被害を受けている。航空機が常に飛んでおり、(ミサイルが)打ち上げられ、手りゅう弾が放たれており、住宅に命中している」と話した。
同市長によると、住宅エリアにウクライナ軍部隊は配置されていないといい、「これはつまり、彼らが意図的に住宅を撃っているということだ」と指摘した。
また多くの住民はシェルターに避難している一方、「非常に多くの人々」が死亡したとし、病院にたくさんの負傷者がいる」と述べた。