戦争は「年内に終わらない可能性」 ウクライナ軍総司令官
例として、8月に起きたクリミア半島のロシア軍基地に対するウクライナ軍の攻撃を挙げている。今回の指摘は、ウクライナ軍の上層部がクリミア半島での攻撃について認めたもののなかで最も明確なものとなった。
クリミア半島にあるロシア軍航空基地へのミサイル攻撃を連続して成功させたと指摘。来年のウクライナ軍にとっての課題は、標的への距離が非常に遠くても、ロシア軍や他の占領地域に対して、こうした経験をさらに鮮明で具体的なものとすることだと述べた。
より高性能な兵器を同盟国から調達することは「移行期間」の解決策に過ぎず、ウクライナは国内の生産能力を向上させなければならないとしている。
ドネツク州やミコライウ市、オデーサ市、首都キーウでさえも依然としてロシア軍に支配される危険性があるとした。