クジラ200頭あまりが座礁、約半数が生存か 豪タスマニア
(CNN) オーストラリア南東部タスマニア島の西岸に、200頭あまりのクジラが打ち上げられているのが見つかった。
タスマニア州当局が21日に発表したところによると、打ち上げられたのはゴンドウクジラとみられる。初期報告によれば、生きているのは約半数と推定される。
専門家らが現在、現地の状況を調査中。今後「適切な対応策」を検討する。現時点でボランティアは募集していないという。
タスマニア州の別の海岸では19日午後、十数頭のマッコウクジラが死んでいるのが見つかっていた。
タスマニア島では2020年にも数百頭のゴンドウクジラが湾に迷い込んで打ち上げられ、同島で起きたクジラの集団座礁としては最大規模を記録した。