ロシア軍、イラン供与の自爆ドローン使用 ウクライナで1人死亡

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キーウ州のクレバ知事=3月8日/Valentyn Ogirenko/Reuters

キーウ州のクレバ知事=3月8日/Valentyn Ogirenko/Reuters

(CNN) ロシア軍は5日、イランから供与された自爆型ドローン(無人機)でウクライナのキーウ州と南部オデーサの目標を繰り返し攻撃し、ウクライナ当局者によると、少なくとも1人が死亡した。

キーウ州のクレバ知事はSNSのテレグラムで、同州ビラツェルクバのインフラに対して繰り返し攻撃があったと説明。複数のインフラ施設で火災が発生し、1人が亡くなったと明らかにした。

クレバ知事は救急隊が対応していることを明らかにし、キーウの全住民に「避難所内にとどまる」よう呼び掛けた。

SNSに投稿された未検証の動画には、ビラツェルクバへの攻撃があった後、夜空に炎や煙が立ち上る様子が映っている。

ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官によると、ロシア軍は南部の港湾都市オデーサに対しても自爆ドローン「シャヘド136」による攻撃を行った。ウクライナの防空部隊が「海の上空を飛ぶ敵のドローンを探知し、破壊した」という。

米情報当局は7月、イラン政府がウクライナで使用する爆弾搭載型のドローン「数百機」をロシアに送る計画だと警告。8月には、米当局者がCNNに対し、ロシア軍が数週間にわたりイラン製のドローンの訓練を行っているとの見方を示した。

複数の米当局者によると、イランは6月、首都テヘラン南郊の飛行場でロシアの関係者に無人機「シャヘド191」と「シャヘド129」を見せていた。

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