プーチン大統領、軍事演習を視察 ICBMなど発射
(CNN) ロシアのプーチン大統領は26日、弾道ミサイルと巡航ミサイルの発射訓練などを含む軍事演習を視察した。ロシア大統領府が発表した。
ロシア大統領府は声明で、「プレセツク宇宙基地から大陸間弾道ミサイル(ICBM)『ヤルス』が、バレンツ海から弾道ミサイル『シネワ』が発射され、カムチャツカ半島のクーラ試験場に着弾した」と明らかにした。
空中発射型の巡航ミサイルの発射訓練にはロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ95MS」が使用されたという。
ロシア軍の最高司令官であるプーチン氏は演習中にショイグ国防相から報告を受けた。
ショイグ氏によると、戦略部隊がプーチン氏の指揮の下で「敵の核攻撃に対応した大規模な核攻撃」の訓練を行ったという。
ロシア大統領府は声明で、軍司令部の準備の水準や、ロシア軍を組織する指導部や作戦要員の技術に関する確認も行われたと述べた。