ウクライナ当局、ヘルソン市民に冬に備え避難要請

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避難用列車に乗る住民=21日、ウクライナ・ヘルソン/Chris McGrath/Getty Images

避難用列車に乗る住民=21日、ウクライナ・ヘルソン/Chris McGrath/Getty Images

(CNN) ウクライナ当局は22日までに、南部ヘルソン市の住民に対し、冬に備え電気を使用できインフラ被害の少ない地域に避難するよう呼び掛けた。複数の当局者によると、特に女性や子ども、高齢者、その他の弱い立場の人が対象となる。

ヘルソンは最近ロシア軍から解放された都市で、電気が通っていない。当局はインフラの損傷が激しいことから、市民が冬を越すのは難しいと指摘している。

一時占領下にあった地域の再統合を担当するベレシュチュク副首相は、クリビーリフやミコライウ、オデーサといった都市への避難を無償で行うと表明。キロボフラード州やフメリニツキー州、西部の州に再移転となる可能性もあると明らかにした。

ウクライナ当局は避難した市民に住居や食事、医療を無償提供する方針だという。

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