ウクライナ侵攻、政権交代は目標の一つではない ロシア
(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は24日までに、「特別軍事作戦」と称するウクライナ侵攻に触れ、同国の政権交代が目標の一つではないとの見解を示した。
記者団との会見で、これら目標は違った方途で実現し得ると指摘。
ロシア上院の指導者が最近、ウクライナとの関係の正常化は「体制転換」が起きた場合のみに可能とした意見への論評をCNNが求めた際、同報道官は「それが目標ではない」と述べた。
ロシア国営のタス通信によると、上院のコサチェフ副議長は地元紙との会見で「現在のウクライナ指導部からは何らかの前向きな材料などが期待できない」と主張。
ウクライナは「以前の行動やイデオロギーにとらわれ、機略を働かす自由を持ち合わせていない」と述べたとした。