ロシア全面侵攻後の占領領土「4割を解放」 ウクライナ軍総司令官
(CNN) ウクライナ軍のザルジニー総司令官は2日、昨年2月24日のロシアのウクライナ侵攻後にロシアに占領された領土の40%が昨年解放されたと明らかにした。
SNS「テレグラム」に掲載された昨年についての総括の中で、ザルジニー氏は「ウクライナ軍はロシアの全面侵攻で占領された領土の40%を、2014年以降ロシアが占領してきた領土の28%を解放した」と説明した。
現在展開している戦線の長さは1500キロに及ぶという。
ザルジニー氏によると、ウクライナ軍は欧州17カ国で軍事訓練を受けた。
ザルジニー氏は「世界のパートナー国のおかげで、兵士2万人超を訓練することができた」「昨年は60万を超える人々が戦闘地域から避難し、200万トン超の人道物資が持ち込まれた」と述べた。