ロシアとウクライナが捕虜交換、双方の兵士計100人が帰国
(CNN) ロシアとウクライナの間で8日、捕虜交換が行われ、兵士計100人がそれぞれの国に帰国した。両国が明らかにした。
ロシア国防省は、交渉の結果、ウクライナの捕虜となっていたロシア軍の兵士50人がロシアに帰国したと発表した。
ウクライナ大統領府も捕虜交換を確認し、ロシアの捕虜となっていたウクライナ兵50人が帰国したことを明らかにした。
ウクライナ大統領府の発表によると、捕虜交換の対象となったのは、チョルノービリ原子力発電所やマリウポリ、ドネツク、バフムート近郊、キーウ、チェルニヒウ、ヘルソンなどの地域でとらえられた兵士。「捕虜交換はこれが最後ではない。我々の仕事は全員を取り戻すことであり、我々はそれを実現する」と強調している。
ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、両国が行った捕虜交換はこれで36回目。対策本部によると、ウクライナにはこれまでに兵士や民間人など1646人が帰国している。