大地震被害のトルコで3日後に生存者救出、シリアに国際社会の支援も

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生存者を探す救助隊員ら=2月9日、シリア北西部ジンダイリス/Mohammed Al-Rifai/AFP/Getty Images

生存者を探す救助隊員ら=2月9日、シリア北西部ジンダイリス/Mohammed Al-Rifai/AFP/Getty Images

(CNN) トルコ南部で6日に発生した大地震の死者が増え続けるなか、同国内の被災地で9日、複数の生存者が救出された。甚大な被害を受けたシリアにも、国際社会から支援が寄せられ始めている。

震源のガジアンテップ県の北側に位置するカフラマンマラシュでは9日、地震が発生してから68時間後に母親と6歳の娘が助け出された。

ドイツと英国の救援チームが8日午前5時ごろ、倒壊した建物のがれきの下で母子を発見したと発表していた。

同じカフラマンマラシュ県のパザルチュクでは、地震発生から78時間後に母親と兄弟の家族3人が救出された。

ガジアンテップ県の南側、ハタイ県では、90時間後に生存者が見つかった。10歳の少女で、救出後にまず牛乳が飲みたいと話したという。

一方、シリアのボランティア救助組織「シリア民間防衛隊」(通称ホワイトヘルメッツ)は、同国で生存者が発見される望みは薄れつつあると訴えた。

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