ロシア国防相、占領地のウクライナ・マリウポリを視察
(CNN) ロシアのショイグ国防相がウクライナ南東部の港湾都市マリウポリを訪問し、インフラの建設プロジェクトを視察したことがわかった。ロシア国防省が6日、SNS「テレグラム」の公式アカウントで明らかにした。
ショイグ氏は医療センターや軍が建設した新しい居住地区を視察したほか、周辺地域に水を供給するパイプラインの建設について説明を受けたという。
国防省は、ショイグ氏が視察した日時や、現在もマリウポリにとどまっているのかどうかを明らかにしていない。
国防省は4日、ショイグ氏がウクライナで従軍しているロシア軍兵士と会談する動画を公開した。この動画がどこで撮影されたのかは不明。CNNは動画が撮影された場所の特定ができなかった。
国防省は、ショイグ氏が南ドネツク方面の部隊のひとつの前方指揮所を視察したとしている。
マリウポリはウクライナ・ドネツク州にある、アゾフ海沿いに位置する街で、ロシア軍の占領下にある。占領の前には数カ月にわたる激しい爆撃が行われ、数千人が死亡したと報じられた。