ロシア・イラン首脳が電話会談、共同のインフラ計画も協議
(CNN) ロシアのプーチン大統領は、イランのライシ大統領と電話会談を行い、共同のインフラ計画を含む両国間の協力について協議した。クレムリン(ロシア大統領府)が6日、会談内容を発表した。
発表によれば、ロシアとイランはともに、両国関係の発展の動きと水準について肯定的に評価した。
共同のインフラ計画の実施を含むさまざまな分野における二国間の協力について協議が行われたという。
ロシアによるウクライナ侵攻が昨年に始まって以降、ロシアとイランは関係を深めている。
イランはロシアに対して数百機の攻撃用ドローン(無人航空機)を提供しており、ロシアはそうしたドローンを使用して、ウクライナの都市に対して攻撃を行っている。
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は2月、ロシアとイランの同盟関係は「かなり速い速度で進んでいる」との見方を示した。ロシア政府が軍事支援と引き換えにイランのミサイル開発計画の支援を提案した証拠があるという。