併合4州での保安機関設置が「重要」 プーチン大統領

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連邦保安局(FSB)の会合で発言するロシアのプーチン大統領=2月28日、ロシア・モスクワ/Gavriil Grigorov/Sputnik/AFP/Getty Images

連邦保安局(FSB)の会合で発言するロシアのプーチン大統領=2月28日、ロシア・モスクワ/Gavriil Grigorov/Sputnik/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は2月28日、ロシアが「併合」を主張しているウクライナの4州について、治安機関を設置し、リソースを強化することが重要だとの見方を示した。

プーチン氏は連邦保安局(FSB)の会合の冒頭で演説し、「ルガンスク人民共和国(LPR)、ドネツク人民共和国(DPR)、ザポリージャ州、ヘルソン州での治安機関の編成に注意を払う必要がある。運営職員のリソースを強化する」と述べた。

プーチン氏は昨年9月、ウクライナの約5分の1を掌握したと宣言。その前にはウクライナや西側諸国が「偽物」と呼んだ住民投票をウクライナの4州で実施していた。

ロシア政府は、ウクライナ4州をロシアの領土として承認したが、この併合は国際法では違法とみなされている。

プーチン氏は、西側の諜報(ちょうほう)機関への対応を強化すべきとの認識も示した。

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