独ベルリンの市営プール、女性のトップレスOK 「禁止は性差別」の訴え認める
当時5歳の息子を連れていた女性は地元紙に対し、この扱いを性差別だと考える理由をこう説明していた。「男性にとっても女性にとっても胸は2番目の性的特徴だが、暑い時は着衣を取る自由が男性にはあるのに、女性にはない」。
ベルリンの州知事は9日、「差別に対する不服申し立てを認め、ベルリンの水泳施設は今後、ジェンダーに平等な形で入場・水泳規定を適用する」と発表した。
オンブズマン事務所のトップはこの動きを、ジェンダーの平等に向けた一歩前進として歓迎している。
ドイツでは中部のゲッティンゲンが昨年夏、同国で初めて公営プールで女性がトップレスになることを認めていた。