ロシア大統領報道官、息子の従軍を認める
(CNN) ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、息子のニコライ・ペスコフ氏がロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員としてウクライナで戦闘に参加したとの主張を認めた。
ペスコフ氏は記者団に対し、ニコライ氏が「特別軍事作戦」に参加したと述べた。ロシア政府はウクライナでの戦争について、特別軍事作戦と呼び続けている。
ペスコフ氏は、ニコライ氏がなぜロシアの正規軍ではなくワグネルで戦うことを選んだのか質問されると、ニコライ氏の決断だったとし、ニコライ氏が以前は憲法上の義務としてロシア軍に所属していたと言い添えた。
ニコライ氏は先に、ロシア紙の取材に対し、約6カ月間にわたってウクライナで戦争に参加し、勲章も受章したなどと述べていた。CNNはニコライ氏の主張について、独自に確認ができていない。
ロシアの政府高官やエリート層の子どもたちは過去に、ウクライナで戦わなかったり、前線に行かなかったりしたとして批判を受けていた。