親ロ派、ザポリージャ州で1000人が「避難」 ウクライナの攻撃激化で
(CNN) ウクライナ中南部ザポリージャ州の親ロシア派トップ、バリツキー氏は8日までに、住民1000人が同州の前線から避難して臨時の宿泊施設に収容されたと明らかにした。
バリツキー氏は声明で、「最初の1000人」が収容された施設を訪問したと述べた。バスが次々に到着しているほか、自家用車で施設を訪れる人もいるという。
避難してきた人の中には小学校に通う年齢の子どもたちも含まれている。
バリツキー氏は、避難してきた人々には食料や寝る場所、専門家による定期的な連絡や相談など必要なものがすべてそろっていると主張した。
ロシアはザポリージャ州の大部分を実効支配しており、広く予想されている反転攻勢をウクライナが開始した場合、ザポリージャ州が標的になる可能性がある。