潜水艇不明、捜索時に「たたく音」聞こえる 内部メモ
(CNN) 1912年に北大西洋で沈没して深海にある豪華客船タイタニックの残骸を見るツアーに使用されていた潜水艇が行方不明になっている問題で、20日の捜索時に30分ごとに物を激しくたたく音が聞こえていたことがわかった。捜索に関する政府の内部メモが更新されて明らかになった。
メモによれば、追加のソナーが配備された後の4時間後もまだ音が聞こえていた。いつ聞こえたのかや、どのくらいの間、音が聞こえていたのかは不明。
20日の夜に送られた更新情報では、「激しくたたく」とは表現されていないものの、より多くの音が聞こえたことが示唆されている。
メモによれば、追加の音響フィードバックが聞こえ、これが海上の設備の方向を変えることに役立ち、生存者がいるという希望を引き続き示唆しているという。
メモによれば、カナダの航空機P3が水中で白い長方形の物体を発見したが、別の船は音響フィードバックの調査を支援することに振り分けられた。
救助のための調整センターは、捜索を支援するため、水中用の遠隔で操作できる機材を見つけようとしているという。