ウクライナ駐英大使を解任、ゼレンスキー氏の発言を「皮肉」と指摘
これらの発言について、NATO首脳会議の際に記者団から問われたゼレンスキー氏は当惑した様子で、「彼が何を言わんとしているのか分からない。他にどうやって感謝を示せばいいというのか? 彼に文書で知らせてもらおう。人々に何と礼を言えば十分感謝したことになるのかを。何なら朝目を覚ますなり、大臣へ直々にお礼を申し上げてもいい」と話した。
翌日、プリスタイコ氏はこうしたやり取りについてスカイニュースでインタビューを受けた。ゼレンスキー氏の受け答えに「わずかな皮肉」が込められているのかどうか問われたプリスタイコ氏は、「ちょっとした皮肉」が込められていることを認めた。さらに「この皮肉が健全なものだとは思わない」と続けた。
その上で「ロシア側に対し、我々の間に何か問題があることを見せる必要はない。彼らには我々が協力していると認識させなくてはならない。たとえ何が起きようと、ベン(・ウォレス国防相)は私に連絡し、言いたいことを何でも言える」と強調した。
CNNはプリスタイコ氏にコメントを求めようと試みたが、連絡が付かなかった。