ロシア軍、ハルキウ州やザポリージャ州に砲撃
(CNN) ロシア軍が北東部ハルキウ州や中南部ザポリージャ州に対して、夜間の砲撃を継続している。ハルキウ州の軍政トップによれば、同州では少なくとも2人が死亡し、2人が負傷した。
ハルキウ州の軍政トップはSNSへの投稿で、「過去1日で、敵は、ハルキウやチュグエフ、クピャンスク、イジューム方面の集落に対して、大砲や迫撃砲、航空機で大規模な砲撃を行っている」と述べた。
軍政トップによれば、ロシア軍はクピャンスク市周辺で前進はできなかった。ウクライナ軍が陣地を保持しているという。
ザポリージャ州の軍政トップによれば、ロシア軍は23日にかけて、約20カ所の集落に対して、数十回の攻撃を行った。
ロシア軍はザポリージャ市や市の周辺に対して4発のミサイルで攻撃を行った。死傷者は出ていないという。
ザポリージャ州は、ウクライナの反攻にとって重要な南部の戦線となっている。ウクライナ軍はロシア軍の前線を突破し、南下して、ロシアに併合されたクリミア半島とウクライナ東部を結ぶ陸路を分断しようと試みている。