赤ちゃん7人殺害の看護師に有罪評決、「私は悪魔」のメモも 英

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看護師として勤務中に赤ちゃん7人を殺害した罪で有罪となったルーシー・レトビー被告/Cheshire Constabulary/Getty Images

看護師として勤務中に赤ちゃん7人を殺害した罪で有罪となったルーシー・レトビー被告/Cheshire Constabulary/Getty Images

(CNN) 英マンチェスターの裁判所は18日、勤務先の病院で赤ちゃん7人を殺害し、他の6人の殺害を試みた看護師ルーシー・レトビー被告(33)に有罪評決を言い渡した。レトビー被告は近年の英国で最悪の新生児連続殺人犯となった。

レトビー被告は担当していた赤ちゃんの血管や胃に空気を入れたり、ミルクを過剰に与えたりしたほか、身体的暴行やインスリンの投与にも及んだとされる。

英PA通信によると、ある事件では男児の血液中に空気を注入して殺害。その翌日、男児の双子のきょうだいにインスリンを投与して殺害を試みた。

被害に遭った子どもたちの身元については裁判所命令で保護されている。

警察は捜査の過程でレトビー被告の自宅を捜索した際、手書きのメモを大量に発見。「私は悪魔。私がやった」と記したメモもあった。

英検察の声明によれば、レトビー被告は2015年から16年にかけ、チェスター伯爵夫人病院の新生児病棟で赤ちゃん13人にひそかに危害を加えた。

検察はレトビー被告の意図について、同僚には自然死に見せかけながら新生児を殺害する狙いだったと主張した。

検察関係者は、レトビー被告の行動は「自身に寄せられた信頼を完全に裏切るもの」だったと説明。「彼女の手にかかると、空気やミルク、液体といった無害な物質や、インスリンのような薬剤が致命的なものと化す。被告は自分が習った知識を悪用し、危害や悲しみ、死をもたらすための武器として自らの技能を利用した」と指摘している。

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