ロシアで軍事見本市、国防相が中印やイランの兵器視察
(CNN) ロシア国防省は19日までに、首都モスクワ近くで開催された今年の軍事見本市をショイグ国防相が訪れ、イラン、中国やインドなどが展示した兵器を視察したとの動画を公開した。
ロシア国営のRIAノーボスチ通信やタス通信によると、イランの関係者がショイグ氏により大型で攻撃力を増したとみられるドローン(無人機)「アラシュ」を紹介する姿もあった。イランは他の無人機と共に、電子戦システムも登場させたとした。
中国側がショイグ氏に「翼竜」などのドローン、装甲車両、誘導ミサイルや他のミサイルシステムを説明する様子も収められていた。
ショイグ国防相はまた、インド海軍のフリゲート艦の模型が飾られる場所にも足を運んだという。
年次で開かれる軍事見本市は、ロシアの有名な軍事企業が製品を紹介する舞台となっている。タス通信によると、国防省主催の今年の見本市には海外7カ国から最多で85の企業や組織が参加を予定している。
14日に開幕した見本市は今月20日までの予定。場所は首都モスクワから西へ約60キロ離れたアラビノ射撃演習場やクビンカ飛行場となっている。