ウクライナ軍、1日あたり約40機の偵察用ドローン失う
(CNN) ウクライナの軍隊や治安部隊が平均して1日あたり約40~45機の偵察用ドローン(無人機)を失っていることがわかった。政府高官が29日、地元メディアで明らかにした。
高官によれば、失われたドローンの中には、最も基本的な「Mavic」や「Matrice」、国内外で製造された大型のプロ向けのドローンが含まれる。
高官は「この戦争によってドローンの使い方に対するアプローチが変わった」と指摘。ドローンは近距離の偵察や射撃統制に使われるほか、攻撃用ドローンは敵の人員や装備の破壊に使用されるという。
そのため、できる限り多くのドローンを提供できるよう最善を尽くしており、市場で入手可能なドローンはほとんどすべてを購入しているという。
高官によれば、これまでに2万2000機以上の攻撃用ドローンの契約が結ばれ、すでに約1万5000機がウクライナ軍に納入されている。