ロシア、ノーベル平和賞受賞の記者を「外国の代理人」指定

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ロシア政府から「外国の代理人」に指定されたジャーナリストのドミトリー・ムラトフ氏/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

ロシア政府から「外国の代理人」に指定されたジャーナリストのドミトリー・ムラトフ氏/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

(CNN) ロシア政府は9月1日、ノーベル平和賞を2021年に受賞したロシア紙「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長を「外国の代理人」に指定した。

ロシアは昨年12月、外国の代理人に関連する法案の内容を拡大。外国から資金援助や支援を受ける全ての個人や組織は外国の代理人に該当すると規定した。

同法は国内での言論や表現の自由を封殺するための手段としての批判も出ている。外国の代理人には、外国のスパイとの意味合いもふくんでいるともされる。指定された場合、大半の教職から締め出されるなどし、事業への国家資金の提供も禁止される。

ムラトフ編集長は昨年、ウクライナ避難民の救済資金を募るためノーベル平和賞のメダルを競売に出品する計画をノーバヤ・ガゼータ紙上で明かし、話題を集めていた。

同氏の外国の代理人への指定はロシア司法省が1日に発表した。

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