ウクライナの兵器製造資金、来年は2235億円に 今年の7倍

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T64戦車の訓練を行うウクライナ軍兵士=9月、ウクライナ・キーウ州/Genya Savilov/AFP/Getty Images

T64戦車の訓練を行うウクライナ軍兵士=9月、ウクライナ・キーウ州/Genya Savilov/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのシュミハリ首相は9月30日、兵器や軍需品の製造に来年は15億米ドル(約2235億円)の資金を充てる計画を明らかにした。今年と比べ7倍の水準となる。

来年の国家予算案の中に含まれるとした。ウクライナ軍は前線の遠方にあるロシア領の標的に打撃を加えるため国産のミサイルやドローン(無人機)を投入する作戦を進めている。

首相は同月29日、首都キーウで開かれた国際防衛産業フォーラムで、自国の兵器産業の「新たな誕生」もたたえた。

ウクライナのゼレンスキー大統領も同フォーラムで30日に演説し、「世界はウクライナのミサイル、技術やドローンの能力を目撃している」と主張。「世界で最初の水上ドローン(無人艇)の艦隊を創設し、ロシア軍の艦船を無力化し、姿を隠すことを強いている」と誇示した。

また、ロシアへの抗戦で多用される155ミリの砲門システムと弾薬の製造を始めることも明かした。

同大統領によると、フォーラムには欧州、北米、アジアやオセアニア地域の30カ国が参加。250社を超える兵器製造企業も代表を派遣したと述べた。

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