大麻入りの菓子で小学生60人以上が入院 ジャマイカ
(CNN) カリブ海の島国ジャマイカで2日、大麻成分の入った菓子を知らずに食べた7~12歳の小学生60人あまりが病院に収容された。
ウィリアムズ教育相がCNNに語ったところによると、重体の子どもは出ていないとみられる。
ウィリアムズ氏はSNS「X」への投稿で、菓子を食べた子どもたちはおう吐と幻覚の症状を示し、数人が点滴を受けていると報告。「菓子を1個食べただけという男の子もいる。それだけ強力な薬物ということだ」と書き込んだ。
同氏は子どもたちが治療を受けている病院を訪問したと述べ、回復に向けて医師や看護師らが全力を尽くしていると強調した。
虹色の小袋に入った菓子の写真も投稿した。
小袋には大麻成分の「デルタ8―THC」が入っていると記載されている。
裏には、子どもの手が届かないところに保管し、21歳未満の者は使用しないよう注意書きがあった。米食品医薬品局(FDA)の認可を受けていないことも明記してある。
ジャマイカでは2015年、18歳以上を対象に大麻が合法化され、56グラム以下の所持は軽微な犯罪に格下げされた。