ヒズボラ、イスラエルを攻撃 メンバー3人が死亡

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9日、イスラエル北部の国境付近からレバノン南部に向けて砲撃を行うイスラエル軍/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

9日、イスラエル北部の国境付近からレバノン南部に向けて砲撃を行うイスラエル軍/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

(CNN) レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは9日、イスラエル軍がレバノン南部で実施した空襲の際、メンバー3人が死亡したと明らかにした。その直後、イスラエル軍は、レバノン領からイスラエル領に対して複数の攻撃があったと明らかにした。

イランからの支援を受けるヒズボラだが、米国など欧米諸国の多くはヒズボラをテロ組織とみなしている。ヒズボラは声明で、イスラエル軍がレバノンの町や村を攻撃し、メンバーが死亡したことを受けて、イスラエル軍の兵舎2カ所を標的にして誘導ミサイルを発射したと述べた。

イスラエル軍のヘリコプターがレバノンと国境を接する北部周辺を空爆し、数時間にわたって爆発音が聞こえた。レバノン国営通信NNAによれば、複数の家屋や店舗が損傷し、一部の地元住民は国境から約60キロ離れた町に避難した。

レバノンの地元メディアが流した映像によれば、空爆の標的となった地域のひとつで火災が発生した。NNAによれば、この火はイスラエル軍が使用した白リン弾によるもの。しかし、イスラエル軍は、照明弾を使用しただけだとし、白リン弾の使用は否定した。

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