ヒズボラがイスラエル軍の基地攻撃、IDFが反撃

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ヒズボラが標的にした地域から煙が立ち上っている=23日、イスラエルとレバノンの国境付近/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

ヒズボラが標的にした地域から煙が立ち上っている=23日、イスラエルとレバノンの国境付近/Jalaa Marey/AFP/Getty Images

(CNN) レバノンの武装組織ヒズボラは23日、イスラエル北部サフェド近郊にある軍事基地のイスラエル歩兵部隊本部を標的として、ロケット弾48発を発射したと発表した。

ヒズボラはまた、イスラエルの町シュトゥラ近郊でイスラエルのメルカバ戦車に対して誘導ミサイル1発を発射し、同地のイスラエル歩兵部隊を標的にしたとしている。

ヒズボラは23日午前、ほかにもイスラエル軍の拠点や兵士の集団を狙って9回の攻撃を行った。

これに対してイスラエル国防軍(IDF)は、多数の発射を阻止したと述べ、ヒズボラの攻撃に対する報復として、ヘリコプターや戦闘機を使ってレバノンにあるヒズボラの施設やロケット発射場を攻撃したことを確認した。

IDFの23日午後の発表によると、レバノンで兵器システム「アイアン・スティング」を使ってヒズボラの軍事インフラを攻撃した。さらに、対戦車ミサイルを発射したテロ集団やミサイルの発射場を、ヘリコプターや無人航空機(UAV)、戦車で攻撃したとしている。

一方、レバノン国営通信社(NNA)は、22日午後から翌日にかけてレバノン南部で確認されたイスラエルの砲撃や空爆は、今回の衝突が10月8日に始まって以来、最も多かったと伝えた。

23日午前には、国境沿いの複数の町がイスラエルの砲撃を受けたとNNAは報じている。

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