消息絶ったマレーシア航空370便、乗客の家族が起こした裁判の審理始まる 中国
ジアンさんはマレーシア航空と保険会社、ボーイング社、およびエンジンの製造会社を相手取り、損害賠償や公式謝罪、家族に対する精神的支援の再開、および同機の捜索を続けるための基金創設を求めている。
訴えは中国の約40家族から起こされており、12月5日まで意見陳述が行われる見通し。ジアンさんも12月1日に陳述を予定している。
370便の搭乗者200人あまりのうち、153人は中国籍だった。
マレーシア航空との和解に応じた家族は250万人民元(約5200万円)の賠償金を受け取った。21年3月の時点では約90家族が和解を拒んでいたが、コロナ禍でその数は半分に減っている。